若い頃からサラリーマンには、興味が無くて自分で何かをしたいって気持ちで居ました。
特別目標や、あても無く、ただ漠然と、そんな時に身近の先輩がやってた仕事に興味が出て、(建材土木系)先ずは、ダンプを借金をして購入し、自分で営業し仕事を取って、始めたのですが、思うようにお金にならなくて、毎月車の償却や燃料代で消えて、手に残るのは数万円とても労働時間に見合う金額では無かったですね。
でもそんな経験をしながら、我慢することや努力する事、感謝の気持ちなど養われたと思います。山あり谷ありで今に至りました。
はじめに
本日はお忙しい中、お時間をいただきましてありがとうございます。今日は、大きく3点についてお伺いしたいと思います。まずは、姉妹(チャメ)の立ち上げについて、次に立ち上げ後の苦労話について、そして最後に、今後の展開についてです。
日本で定番となった韓国料理と専門店としての特化性を使い
「姉妹でしか食べられないスンドゥブ」を実現。
建材関係の仕事が、出発点
御社創業の経緯を教えて下さい。
大森社長:
もともとは、建材関係の仕事が、出発点です。
道交法改正や、同業他社との競合が激しくなって、業種、業態の変更を考え始めて、先ずは元々自社管理の物件が有ったので、不動産関係に目を向けました。
ただ不動産と言っても、普通に不動産物件を扱うのもそんなに簡単では無いことは、分かっていましたので、余り普通の業者さんが目を向けない競売物件に特化した形から一般管理、仲介業務、売買と移行していきました。
FC展開しようと思った事は、沢山の人に食べて貰いたいという思い
最初、不動産業で創業されておりますが、FCに加盟して外食に進出された経緯、 そして、独自ブランドの立ち上げとFC展開に至った経緯を教えて下さい。
元々食に関する事に、とても興味が有って、毎年FCショーに行ってましてなかなかこれだって思えるものが無くて、そんなある日たまたま私が取った電話が某有名FCチェーンの営業の電話で、詳しい話を聞く機会が そして加盟し外食事業の一歩がスタートです。
FC展開しようと思った事は、沢山の人に食べて貰いたって思いと、勿論ビジネスですから、利益も無くてはいけませんし、自分でFCに加盟して、どうも納得出来ない事が色々有って、もし自分でFC展開をするときは、加盟されるオーナー様には、リターンよりリスクを十分に説明し十分納得して頂いた上で、加盟していただきたいと、本当の意味でビジネスパートナーとしてFC展開をしたいです。
実兄の会社を受け継ぎ、グループ企業として今に至る
グループ会社で食材卸し事業や、人材派遣業、業務請負事業を展開されて おりますが、幅広く業容を展開するに至った経緯を教えていただけますか?
元々私の実兄が業務請負が、メインの会社を立ち上げて、そこそこ委託契約も取れて来た矢先に、脳梗塞で亡くなってしまい、残った社員や家族と相談し、私が受け継いで、グループ企業として今に至っております。
食材の卸の仕事は、たまたま気仙沼に知り合いの中卸業者が居まして、そこから色々な話になって始まったのが今に至っています。
安くて美味いが1番の着目点
今でこそスンドゥブも日本の外食市場で市民権を得てきておりますが、 スンドゥブとの出会い、またそれに着目した理由を教えていただけますでしょうか。
スンドゥブとの出会いは、韓国に行った時の事ですね。
観光客が行く綺麗で高いお店ではなく、現地の人しか、行かないような普通の大衆食堂って感じのお店で、他のお客さんが食べているのを見て、ハングルも読めませんし、勿論言葉もわからず、お客さんが食べてる物を指して、これくださいって感じで、頼んだものがスンドゥブだったんです。
この値段で、キムチやナムルも付いて、この味のご飯が食べれるんだって、安くて美味いが1番の着目点です。
韓国(韓国料理)には何か特別な思い入れがあったのですか?
思い入れと言うか、とても好きな料理です。
韓国ってイメージすると、一言で言えばパワーです。
料理は勿論、スポーツも今では主要産業も本場の韓国料理も量も質も、すべてパワーが有ります。
日本もそのパワーをって思いますね。
業態のブラッシュアップ
直営店を成功させ、ついにFC化に踏み切りました が、 石鍋スンドゥブ専門店「姉妹(チャメ)」を立ち上げる前後の苦労話を お伺い出来ますでしょうか。
チャメの立ち上げは、私は関与してないんです。
採算の取れて無い店舗とスタッフをそのまま丸抱えをして、本場の味をどうしたら日本人の口に合って本場の物と全く違う物に成らないように作るのはって、散々試行錯誤の繰り返しで、スタッフの問題、メニュー構成の問題と問題の無い事を探すほうが、難しかったですね。
ここ数年で何となく形になってきて、ようやくここでリリースする自信がついたので、踏み切りました。
多くの方の後押しもあり、FC化に成功したと伺っていますが、 成功の秘訣・ポイントはなんだと思いますか?
そうですね・・
まだまだ成功したとは言えませんが、今回色々な方の協力を頂いてやっと、ここまで来れたと思っています。
なにより、チャメのファンの方達に支えられているのが1番ですね。
なるべく安価で美味しい物を明るく元気で、提供して行くのが最大のポイントですかね。
ヘルシーな韓国料理は 女子会や貸切宴会にも最適!
店舗で作る豆腐や一つ一つ丁寧に石釜で、スンドゥブもご飯も作る
FCビジネスとしてみた場合、姉妹 (チャメ)の業態としての優位性や 特徴について、ポイントを教えていただけますか?
業態としての優位性は、店舗で作る豆腐や一つ一つ丁寧に石釜で、スンドゥブもご飯も作る。
そして目の前でグズグズと視覚を刺激し香や色も大事ですかね。
FCの中でも調理工程は多い方だと思います。
それを手を抜かず、きっちりこなすのがポイントです。
永続するブランドに向けて
業態開発で大切にしていることはなんですか?
流行に左右されない、根強い業態を考えたいです。
今は昔のような5年で回収なんって、業態変更なんて簡単に出来ませんし次から次へ投資も出来る時代では無いので、何か柱になる物を考えて行かないと難しいですね。
本気で取り組める方
今後展開するにあたり、どんな加盟店様と一緒にやっていきたいですか?
また、どんな人にこのビジネスをオススメしたいですか?
先ずは、本気で取り組める方、どの世界も100%は無いので、いかにしてそこに 近づけるか、努力を惜しまないでやる人に勧めたいですね。
地方にも出店
姉妹(チャメ)の今後の展開と、姉妹(チャメ)通じて御社が実現したいこと を教えて下さい。
今後の展開は地方にも出店していきたいと思っています。
沢山の方達に食べて頂きたいし、ある意味日本のラーメンのように根付いていって欲しいですね。
郊外のロードサイド店舗でも集客できるように実現できたら良いのですが。
本日は、石鍋スンドゥブ専門店姉妹(チャメ)代表取締役 大森清氏にお話しをいただきました。大森さん、お忙しい中お時間を頂戴し、また、貴重なお話を頂戴しましてありがとうございました。
プロフィール
石鍋スンドゥブ専門店姉妹(チャメ)
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大森産業株式会社
代表取締役 大森 清 (おおもり きよし) 氏
若い頃からサラリーマンには、興味が無くて自分で何かをしたいって気持ちで居ました。
特別目標や、あても無く、ただ漠然と、そんな時に身近の先輩がやってた仕事に興味が出て、(建材土木系)先ずは、ダンプを借金をして購入し、自分で営業し仕事を取って、始めたのですが、思うようにお金にならなくて、毎月車の償却や燃料代で消えて、手に残るのは数万円とても労働時間に見合う金額では無かったですね。
でもそんな経験をしながら、我慢することや努力する事、感謝の気持ちなど養われたと思います。山あり谷ありで今に至りました。
企業データ
会社名 | 大森産業株式会社 |
本社所在地 | 東京都福生市志茂207 |
設立年月日 | 1969年4月 |
事業内容 | 飲食業、不動産業 |
所有ブランド |
姉妹(チャメ) |